https://bookmeter.com/reviews/84422899
井上靖作品は、中学生の時に読んだ「しろばんば」シリーズが印象に残っていて、未読作品でもなぜかなつかしさを感じる。
さらに、思春期にやり込んだ光栄のジンギスカン系のゲームデザインにも影響を与えている本書については、なつかしさ倍増であった。
モンゴル帝国に詳しくない人にはカタカナの登場人物が覚えにくいことの配慮なのか、主役級の主人公とクランのみ漢字表記なのだ。
で、その二人がはじめて愛を確認するシーン。
「汝、私を愛するか。」「然り」
みたいな感じで、文語調で色気もへったくれもないところに味わいがあった。
井上靖作品は、中学生の時に読んだ「しろばんば」シリーズが印象に残っていて、未読作品でもなぜかなつかしさを感じる。
さらに、思春期にやり込んだ光栄のジンギスカン系のゲームデザインにも影響を与えている本書については、なつかしさ倍増であった。
モンゴル帝国に詳しくない人にはカタカナの登場人物が覚えにくいことの配慮なのか、主役級の主人公とクランのみ漢字表記なのだ。
で、その二人がはじめて愛を確認するシーン。
「汝、私を愛するか。」「然り」
みたいな感じで、文語調で色気もへったくれもないところに味わいがあった。
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