休日の日記

2019年4月12日 日常
曇り。
風疹の追加的対策とやらの対象になり、無料で抗体検査を受けるため、有給休暇を取って、検査を実施している病院に行く。
検査はすぐに終わり、次の予定まで時間を持て余し気味なので、恵比寿から神宮外苑まで歩いた。

恵比寿、目黒在住時代にうろうろしていた場所で懐かしいが、高層マンションが次々と作られて、益々空が見えない街になってしまって、やや残念。
そんな恵比寿を過ぎて、広尾の高級住宅の立ち並ぶ見晴らしがよい道を歩き、六本木通りを渡って青山墓地へ。
青山墓地にはまだ桜が咲いており、花曇りも相まってよい雰囲気。
青山通りまでまっすぐ伸びる道を楽しむ。
勲一等だとか従一位だとか、たいそうな肩書が刻まれた墓石や外人墓地エリアの洋風な墓石など、楽しむものではないのかもしれないが、目を楽しませてくれた。

伊藤忠のビルに突き当たって青山通りを渡り、あまり人がいない神宮外苑のイチョウ並木へ。まだ葉がついていない銀杏の木は先端部が天に向かって鋭く突き出していて、なかなか印象的な風景。
休業している野球場の様子を横目に見つつ、並木の先にある絵画館へ。
17年フットサルで通った神宮外苑だが、絵画館には足を踏み入れず、今日はこのためにわざわざ来た。なんとも不思議なものである。

絵画館は、明治天皇と明治時代の事跡を日本画40枚、洋画40枚でたどることができる施設。
絵の寄贈者が錚々たるメンツで、なんだか気が引き締まる思いで明治時代についておさらいした。

絵の鑑賞後は、これまた数年通った飲食店のスタンプカードをコンプリートするためのランチ。
隣の席に、やたら教養のあるおじさんが、外人二人に日本文化について語っていた。
店を辞するとき、会計で応対してくれた店員から、「今日はお一人ですか?」と話しかけられ、驚きとともに、顔を覚えてくれていることを少し嬉しく思った。
が、もうしばらく店に来ないことを告げるのはアレだなと思い、歯切れの悪い返事をしてしまった。

もうだいぶ完成が近づいた雰囲気の国立競技場の周囲をぐるっとまわり、北青山の路地を駆け足で歩いて美容院へ。
平日、なぜか男性客が多かった。

地元に戻って子どものための事務手続きを済ませ、本日の用事は終了。
ちょっとした観光気分を味わえた一日だった。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索