http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210586
橋爪大三郎、大澤真幸共著。
2人とも社会学者。
3部構成で、下記について対談形式で掘り下げている。
1部ではキリスト教が前提としているユダヤ教について、
2部では、キリスト教をユニークにしているイエス・キリストの存在について。
3部では、キリスト教を基盤とする西洋社会について。
ユダヤ教の特長に関して、最初から考えられたものではなくて、成り行き上そういうところが残ったということ、
キリスト教に関して、宗教としては後発のイスラム教の方が完成度は高いが、ローマ帝国時代に広まるために必然的に世俗分離であったことが、今の西洋の資本主義科学文明と相性がよかったこと、
など、本書を読んで膝を打つような情報が多々あって、勉強になった。
一方、第三部、日本人の考え方に関する理解については、自分の認識とは違っていて、素直には理解できない感じ。
ともあれ、宗教学ということで観念的な話に終始するので、通勤時の読書の題材としては若干重かった。。
橋爪大三郎、大澤真幸共著。
2人とも社会学者。
3部構成で、下記について対談形式で掘り下げている。
1部ではキリスト教が前提としているユダヤ教について、
2部では、キリスト教をユニークにしているイエス・キリストの存在について。
3部では、キリスト教を基盤とする西洋社会について。
ユダヤ教の特長に関して、最初から考えられたものではなくて、成り行き上そういうところが残ったということ、
キリスト教に関して、宗教としては後発のイスラム教の方が完成度は高いが、ローマ帝国時代に広まるために必然的に世俗分離であったことが、今の西洋の資本主義科学文明と相性がよかったこと、
など、本書を読んで膝を打つような情報が多々あって、勉強になった。
一方、第三部、日本人の考え方に関する理解については、自分の認識とは違っていて、素直には理解できない感じ。
ともあれ、宗教学ということで観念的な話に終始するので、通勤時の読書の題材としては若干重かった。。
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