神々の午睡(上)(下)
2018年3月27日 読書http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061859043
著者は、パスティーシュ小説の名手であるとされる清水義範。
清水氏の小説は、中学生のときに、ラジオCMで流れていて気になって読んだ「永遠のジャックアンドベティ」以来だから、なんと30年ぶり。。
実際の三大宗教である仏教、キリスト教、イスラム教が元ネタの、架空の三大宗教に関して、開祖やその後の展開をユーモアと皮肉を以て、短編集風に積み重ねている。
宗教を茶化したいのかなと思いきや、わりと真面目なテイストのエピソードもあったりで、
なんでそんな文章を書いているのだろう、、、と著者の目的について不思議に思いながら読み進めると、終盤にその答えがあって、その仕掛けについては見事だなと思った。
あと、元ネタがあるのか判然としないが、双子のエピソードなど印象に残ったものもあったり。
が、概ね歴史の教科書に書いてあるような既知のことをなぞっている感覚で、楽しさはあまり感じなかった。
これも中高生あたり向けで、おじさんが読むものではなかったのかもしれない。。
著者は、パスティーシュ小説の名手であるとされる清水義範。
清水氏の小説は、中学生のときに、ラジオCMで流れていて気になって読んだ「永遠のジャックアンドベティ」以来だから、なんと30年ぶり。。
実際の三大宗教である仏教、キリスト教、イスラム教が元ネタの、架空の三大宗教に関して、開祖やその後の展開をユーモアと皮肉を以て、短編集風に積み重ねている。
宗教を茶化したいのかなと思いきや、わりと真面目なテイストのエピソードもあったりで、
なんでそんな文章を書いているのだろう、、、と著者の目的について不思議に思いながら読み進めると、終盤にその答えがあって、その仕掛けについては見事だなと思った。
あと、元ネタがあるのか判然としないが、双子のエピソードなど印象に残ったものもあったり。
が、概ね歴史の教科書に書いてあるような既知のことをなぞっている感覚で、楽しさはあまり感じなかった。
これも中高生あたり向けで、おじさんが読むものではなかったのかもしれない。。
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