ラ・ラ・ランド

2018年3月18日 映画
WOWOWにて。
2017年、第89回のアカデミー賞受賞作品。
http://gaga.ne.jp/lalaland/

ミュージカル映画に分類されるが、他のミュージカル映画と比べるとそれほど歌うシーンは多くない印象、かつ不自然さがない。

主人公は、ハリウッドで女優を目指す女性と、自分の店を持つことが夢なジャズピアニスト。
2人の出会いと別れ、それぞれの夢の行方について描く。

「シックスセンス」のオスメント君が太ったおじさんにならずに育ったら、こうなっていたのではないか?と想像させるライアン・ゴズリングの捨てられた子犬のような目はせつなく、顔のパーツのダイナミックさが顔の面積に合ってないエマ・ストーンはミュージカル向きな感じがする。
脇役では、チャゼル監督の出世作である「セッション」のハートマン軍曹風のおじさんが、同じようなキャラで登場する。

華やかな夢に向かって頑張ったことも、映画のようなせつない恋愛も自分の人生には存在しないので登場人物に感情移入はできなかったが、アカデミー賞に票を投じるような人たちにはこういうのは受けがよいのだろうか、
というのは、同じく業界の話である「バードマン」を観たときにも思った。

ということで物語にはそれほど入り込まなかったものの、衣装など画面に映るものがカラフルで美しく、ミュージカル音楽やジャズ、ダンスシーンも楽しい。
ミュージカル映画が好きでない自分の中では、文句なしの同ジャンル生涯ナンバーワン作品。

映画館で観なかったことを少し後悔。

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