WOWOWにて。

後にブレードランナー続編を手掛けるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品。
ブレードランナー続編同様、余韻のある作品。

世界に12隻の宇宙船がやってきて、各地で18時間おきの2時間の接触を繰り返してタコ型宇宙人とコミュニケーションする話。

幕末の黒船来航時の日本もこんな感じだったのかな。

未知の文明との接触ということで、その得体の知れなさを表現しようとしているように感じられたけど、悲しいかな想像の範囲内。
難解すぎると商業映画だと成立しなくなってしまうのがつらいところか。

主人公は言語学者で、いわく、外国語の獲得により思考に影響があるとのこと。
これが伏線を回収する最後のオチにもつながってくるが、言語が思考を変える、というのは、ニュアンスは違うけど伊藤計劃氏の「虐殺器官」にも通じる話だな、と思った。

最後のオチに関しては、自分は主人公と同じ選択はしないと思う。

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