壊れた脳 生存する知 (角川ソフィア文庫)
2017年8月11日 読書
著者は、脳の血管が微細で脳卒中になりやすいモヤモヤ病を持病とする、元外科医。
著者はモヤモヤ病により3度の脳出血で倒れ、3度目に至っては150ml出血し、右脳の機能が結構失われてしまう重症を負う。
そのために高次脳機能障害になってしまった著者が、高次脳機能障害とはどういうものかを、冷静に医者の視点から探求し、障害により読み書きがままならない状況ながらも書ききった、魂のこもった作品。
不自由な状況を冷静に分析し、またある程度乗り越えた不屈の精神には恐れ入る。
我々が当たり前と思っていることは、緻密で高度な脳の働きに支えられており、脳に何かあったら当たり前ではなくなってしまうのだ。
しかし、著者はそういう万が一に陥ったときの道標として本書を著してくれている。
何があっても、著者のようにあきらめないで頑張ろうという勇気をもらえた。
著者はモヤモヤ病により3度の脳出血で倒れ、3度目に至っては150ml出血し、右脳の機能が結構失われてしまう重症を負う。
そのために高次脳機能障害になってしまった著者が、高次脳機能障害とはどういうものかを、冷静に医者の視点から探求し、障害により読み書きがままならない状況ながらも書ききった、魂のこもった作品。
不自由な状況を冷静に分析し、またある程度乗り越えた不屈の精神には恐れ入る。
我々が当たり前と思っていることは、緻密で高度な脳の働きに支えられており、脳に何かあったら当たり前ではなくなってしまうのだ。
しかし、著者はそういう万が一に陥ったときの道標として本書を著してくれている。
何があっても、著者のようにあきらめないで頑張ろうという勇気をもらえた。
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