紅白戦

2017年7月3日 スポーツ
コンフェデレーションズカップ 2016 決勝戦
ドイツ×チリ

変則的に2年連続で開催された最近の南米選手権を連覇するなど円熟味を増しているチリは、4-4-2.
若手主体のドイツは、3-4-2-1.

チリは序盤から前掛かりになってボールを取りに行く積極的なスタイルで主導権を握り、決定機も数度。
攻撃時には人数をかけてパスで崩すスタイルで、ドイツゴール前に赤いユニフォームの選手が何人も入り込む様子は凄い迫力。
しかし、攻撃ではパスがつながらず何もできないドイツの守備の粘りで得点ならず、逆に20分にヴェルナーとシュティンドルが相手最終ラインでボールを奪って先制点。ここまでまったくいいところなかったのに、ドイツの勝負強さは恐ろしい。

これでチリが意気消沈することはなく、高いラインを保って前から人数をかけて取りに行くが、相手になれたドイツは縦に速い展開で応戦。
ここしかないというパスを、すばやくかつ正確にピタっとつないでシュートまで持っていくドイツの組織力も素晴らしかった。

後半半ばにはチリ陣形が間延びしてきてドイツがペースを握ることもあり、見た目がチンピラなチリの選手はイライラMaxで別の意味での迫力もあったが、最後まで諦めずにチャレンジしつづけるチリと、それに対応するドイツの戦いは見応えがあった。

その後も双方決定機はあったが、両GKの好セーブなどでゴールネットは揺れず。
結果は1-0でドイツ優勝。

円熟しているチリは来年のロシアW杯での活躍が楽しみだし、ボールのさばき方に新しさを感じる若いドイツから何人がW杯代表に選ばれるのかも興味深い。

チリは、右サイドバックのイスラとトップ下ヴィダル、
ドイツはバランサーのルディ、ラームの後継者的なキミッヒ、若きキャプテンのドラクスラーが印象に残った。

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