欧州CL決勝

欧州CL決勝
レアルマドリード×ユベントス

ウェールズはカーディフのスタジアムで開催。
地元出身のベイルは怪我によりベンチスタート。

ジダン率いるレアルは４－３－３．
ベイルの代わりにイスコがスタメンで、フリーマン気味にプレー。
中盤はアンカーにカゼミロで、あとはモドリッチとクロース。

アッレグリ率いるユベントスは３－４－１－２．
中盤はアレックス・サンドロ、ケディラ、ピアニッチ、ダニエル・アウベス、トップ下にディバラ。
２トップはマンジュキッチとイグアイン。

序盤、ユベントスが積極的に行って主導権を握った。
ピアニッチのミドルシュートなど好機を作るが、コスタリカ代表のGKナバスがファインセーブ。
ユベントスの攻勢が落ち着いた前半２０分、レアルの綺麗な速攻が決まって先制。
レアルはここで展開を落ち着かせようとするが、主に左サイドから攻めていたユベントスは２７分にマンジュキッチのスーパーゴールが決まって同点。

前半はその後拮抗した展開のままで、１－１で折り返し。

後半、レアルの左サイドでイスコとマルセロが躍動しだし、モドリッチの左右への散らしも機能しだすと、レアルの攻勢が強まる。
６１分、カゼミロのミドルシュートがケディラに当たって絶妙なコースへ。ブッフォン反応するも及ばず、レアル追加点。
さらに６４分、左サイドからのサイドチェンジをサンドロクリアミス、これを拾ったモドリッチの突破からロナウドの２点目。

厳しくなったユベントスは３バックのバルザーリを下げてクアドラード投入で４－４－２に変更、さらに同じポジションのスペア交換で交代枠を使うが、機能せず、さらにクアドラードがセルヒオ・ラモスのパフォーマンスに騙された審判によって謎の退場。。

終盤にはベイルの記念出場を許した上に、マルセロの突破からアセンシオとかいう若い選手の得点も献上し、ユベントスなすすべ無し。
４－１で試合終了。

アッレグリのユベントスは、レアル対策が上手くいって前半は上々の出来だったが、後半は攻勢を許して持ちこたえられなかった。
昨年のまったりレアルと違って、今年のレアルには凄味があって、試合展開はあれだったけど見応えはあった。

レアルはUEFA CL史上初の２連覇ということで、新米監督のジダンはタレント軍団を上手く操り、監督としても早々に実績を出した。