ゼロ・ダーク・サーティ スペシャル・プライス [Blu-ray]
2017年5月15日 映画
U-Nextの見放題映画にあったので観た。
アカデミー賞作品「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督と、脚本マーク・ボールのコンビによる2012年作品で、こちらもアカデミー賞にノミネートされ音響編集賞を受賞。
タイトルは軍事用語でのAM0:30のことだそうで、2011年のウサマ・ビンラディン殺害作戦の実行時間を指す。
作品は、暗転したままで911同時多発テロの音声データを流すところから始まり、続いて米軍基地での、CIAによるイスラム過激派捕虜の拷問シーン。
繰り返される街中での爆弾テロシーンなど、ショッキングなシーンがたびたび登場し、ヒリヒリする緊張感を感じ、神経をすり減らしながら観た。
「ミュンヘン」鑑賞時にも同じ緊張感を感じたのを思い出す。
主人公はイスラム過激派担当のCIAエージェントで、CIAの視点から出来事を描いてはいるが、米国側の闇もある程度描いており、深みのある作品となっている。
最後、パキスタンのビンラディン潜伏場所への強襲作戦で作品はクライマックスを迎える。
闇の中での作戦シーンはクライマックスらしい緊張感を持っていたが、
これはパキスタンへの主権侵害であるし、作戦中の描写も、米国、イスラム過激派双方の業の深さを感じさせる。
ということで、無料で観たのが申し訳ないぐらい骨太な作品だった。
アカデミー賞作品「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督と、脚本マーク・ボールのコンビによる2012年作品で、こちらもアカデミー賞にノミネートされ音響編集賞を受賞。
タイトルは軍事用語でのAM0:30のことだそうで、2011年のウサマ・ビンラディン殺害作戦の実行時間を指す。
作品は、暗転したままで911同時多発テロの音声データを流すところから始まり、続いて米軍基地での、CIAによるイスラム過激派捕虜の拷問シーン。
繰り返される街中での爆弾テロシーンなど、ショッキングなシーンがたびたび登場し、ヒリヒリする緊張感を感じ、神経をすり減らしながら観た。
「ミュンヘン」鑑賞時にも同じ緊張感を感じたのを思い出す。
主人公はイスラム過激派担当のCIAエージェントで、CIAの視点から出来事を描いてはいるが、米国側の闇もある程度描いており、深みのある作品となっている。
最後、パキスタンのビンラディン潜伏場所への強襲作戦で作品はクライマックスを迎える。
闇の中での作戦シーンはクライマックスらしい緊張感を持っていたが、
これはパキスタンへの主権侵害であるし、作戦中の描写も、米国、イスラム過激派双方の業の深さを感じさせる。
ということで、無料で観たのが申し訳ないぐらい骨太な作品だった。
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