あやしい投資話に乗ってみた
2017年3月17日 読書
1977年生まれで、信金への入社5年ぐらいでFinancial Plannerとして独立した著者が下記の投資について実体験をもとに書いた本。
・未公開株
・新規公開株
・和牛オーナー
・海外ファンド
・超高金利の銀行
・FX
・先物取引(商品先物ではない)
絵画とかマルチとかの話も出てくるのかと思ったけど、そっちは投資というよりは高い寺銭払って自分で商売やらされる話であり、本書では出てこない。
著者は冷徹な金融業界のプロながらも文章を読んだ限りはわきが甘い感じで、非常に親しみがもてる印象。
クラウドファンディングに押されていまや下火らしいが、未公開株を扱うグリーンシートという怪しくない市場があるのは知らなかった。
海江田万里が宣伝していたことでも有名な安愚楽牧場の破たんがニュースになった和牛オーナー制度、著者は怪しいと思いながらもちゃっかりと売り抜けていてすごい。
超高金利な日本振興銀行についてはペイオフで守られていた金額だったものの、つぶれた銀行に口座を持っていたというのがエピソードとして面白かった。
上記は知らなかったことで、その他IPOや海外投資は知識としては知っていて、あやしい投資というほどのネタではない感じ。
しかし上記のすべてについて、自分は体験したことのないものばかりで、本書の購入代金以上には懐を痛めることなくそれぞれ本書で疑似体験できて、なかなか面白かった。
お金はあるに越したことはないけど、自分で価値を生み出した対価としてお金をもらった方が、自分の倫理基準としては健全。
というわけで、もし投資する余力があったとしても、そういう矜持を以てのめり込まずにまっとうに生きていきたい。
・未公開株
・新規公開株
・和牛オーナー
・海外ファンド
・超高金利の銀行
・FX
・先物取引(商品先物ではない)
絵画とかマルチとかの話も出てくるのかと思ったけど、そっちは投資というよりは高い寺銭払って自分で商売やらされる話であり、本書では出てこない。
著者は冷徹な金融業界のプロながらも文章を読んだ限りはわきが甘い感じで、非常に親しみがもてる印象。
クラウドファンディングに押されていまや下火らしいが、未公開株を扱うグリーンシートという怪しくない市場があるのは知らなかった。
海江田万里が宣伝していたことでも有名な安愚楽牧場の破たんがニュースになった和牛オーナー制度、著者は怪しいと思いながらもちゃっかりと売り抜けていてすごい。
超高金利な日本振興銀行についてはペイオフで守られていた金額だったものの、つぶれた銀行に口座を持っていたというのがエピソードとして面白かった。
上記は知らなかったことで、その他IPOや海外投資は知識としては知っていて、あやしい投資というほどのネタではない感じ。
しかし上記のすべてについて、自分は体験したことのないものばかりで、本書の購入代金以上には懐を痛めることなくそれぞれ本書で疑似体験できて、なかなか面白かった。
お金はあるに越したことはないけど、自分で価値を生み出した対価としてお金をもらった方が、自分の倫理基準としては健全。
というわけで、もし投資する余力があったとしても、そういう矜持を以てのめり込まずにまっとうに生きていきたい。
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