世界は「使われなかった人生」であふれている (幻冬舎文庫)
2017年1月16日 読書
映画鑑賞が趣味だという沢木耕太郎氏が「暮しの手帖」に連載していた映画評コラムをまとめた本。
「使われなかった人生」とは、過去の選択によっては自分の人生としてありえたかもしれない状況のことで、つまりは沢木氏が観た映画の中で、自分にありえたかもしれないこととして感情移入できる対象のことを意味する。
長編「深夜特急」で著名な沢木氏の本は、池田勇人について書いた一冊しか読んだことがなく、その時は感じなかったけど、本書における氏の表現力の豊かさに感服。
書いた時間や題材が多岐に渡っているせいなのだろうか。
こういう文章が書いてみたい、と思った。
この感想文にて大したことが書けてなくて忸怩たる思いだが、これから精進しよう。。。
沢木氏の著作は引き続き読むことにする。
30編で取り上げられている映画のうち、いくつか観たものもあって、それらについて興味深く読んだのはもちろんのことだけど、沢木氏が狙う、本書を読んだことにより観てない映画に興味を持つことに関してもある程度自分の中で効果を生んだ。
一方、ものにもよるけど結末まで書いてあったりで、それは営業妨害にならなかったのかな、と要らぬ心配をしたりもした。
「使われなかった人生」とは、過去の選択によっては自分の人生としてありえたかもしれない状況のことで、つまりは沢木氏が観た映画の中で、自分にありえたかもしれないこととして感情移入できる対象のことを意味する。
長編「深夜特急」で著名な沢木氏の本は、池田勇人について書いた一冊しか読んだことがなく、その時は感じなかったけど、本書における氏の表現力の豊かさに感服。
書いた時間や題材が多岐に渡っているせいなのだろうか。
こういう文章が書いてみたい、と思った。
この感想文にて大したことが書けてなくて忸怩たる思いだが、これから精進しよう。。。
沢木氏の著作は引き続き読むことにする。
30編で取り上げられている映画のうち、いくつか観たものもあって、それらについて興味深く読んだのはもちろんのことだけど、沢木氏が狙う、本書を読んだことにより観てない映画に興味を持つことに関してもある程度自分の中で効果を生んだ。
一方、ものにもよるけど結末まで書いてあったりで、それは営業妨害にならなかったのかな、と要らぬ心配をしたりもした。
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