フリーライターによる、徳川幕府15代の各将軍の治世において政治を動かした、「闇将軍」について考察した本。

側用人制度やら田沼意次やら、学校で習った際などには悪い印象を以て語られる制度や人物はフォローする視点、
徳川吉宗などポジティヴなイメージが強い人物については、厳しい視点で書かれているなど、
一般的なイメージに疑問を投げかける視点で、かつ奇をてらってない常識的な分析であるので興味と納得感を以て読めた。

徳川15代全てについて書いてあり、ページ数的にそれほど掘り下げてはないものの、気軽な読み物として面白かった。

徳川将軍家の血統についてもわかりやすく整理されているし、徳川幕府についてユニークな角度から書かれた本書を読んで、自分の理解を深めるには良い一冊。

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