ロサンゼルス以降の商業五輪の日本のメダル個数を比べてみた。

2016 リオ五輪
 11競技で41個獲得(金は5競技で12個)

2012 ロンドン五輪
 13競技で38個獲得(金は4競技で7個)

2008 北京五輪
 9競技で23個獲得(金は4競技で9個)
 
2004 アテネ五輪
 11競技で37個獲得(金は5競技で16個)

2000 シドニー五輪
 7競技で18個獲得(金は2競技で5個)
 
1996 アトランタ五輪
 9競技で14個獲得(金は1競技で3個)

1992 バルセロナ五輪
 9競技で22個獲得(金は2競技で3個)
 
1988 ソウル五輪
 6競技で14個獲得(金は3競技で4個)
  
1984 ロサンゼルス五輪
 9競技で32個獲得(金は4競技で10個)
  
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冷戦のあおりでソ連などが不参加のロサンゼルス五輪は比較対象として正しくないとすると、
大体20個前後で推移していたのが、アテネ五輪以降倍増している。
(北京五輪で2大会前並なのは、開催地と日本の相性のせいもあるのかも?)

金メダルは、柔道以外では水泳かマラソンで取れればラッキー、みたいな感じだったのが、
アテネ以降は水泳、体操が復活したのと、追加された女子レスリングで複数取れるようになって柔道への依存度が減った。
メダル獲得個数、競技種類数からして日本のスポーツは幅広く発展していると言えそうだ。

一方、柔道に関しては、アテネの金8、銀2を最後に、決勝には4人しか進んでいない状態が続いているが、とりあえずメダル個数については復活した感じ。
東京大会では、ホームアドバンテージも活かして観戦時のモヤモヤが低減されているとありがたい。

忘れていたけど、昔はオリンピックといえば開幕と同時に始まる柔道が終わったら日本選手の活躍のニュースは尻すぼみで、閉会前に気分が盛り下がっていたものだった。

最近調子がいい室内ラケット球技や、レスリング、復活したシンクロなど、大会後半でも日本選手を熱く応援できる種目が増えたというのは嬉しい。

体操の内村やレスリング吉田、伊調などベテランは4年後出場しないかもしれないけど、今回活躍した選手たちは若手が多く、東京五輪も今回程度には実績が期待できそうだし、観戦も楽しめそう。

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