まったり勝利

2016年6月26日スポーツ

ユーロ２０１６　ラウンド１６

ドイツ×スロバキア

ドイツは４－２－３－１。
W杯から少しメンバーが変わって、両サイドバックのヘクター、キミッヒは初めて観た選手。キミッヒは本職じゃないそうだ。
左ウィングハーフのドラクスラーの活きのいいドリブルが印象的。

スロバキアは４－３－３でスタートし、後半から４－２－３－１に変更していた。
頬がこけていて、色々大丈夫か？と心配になるシュクルテル率いる最終ラインは堅いが、前半は中盤より前の守備が甘くてドイツにかなり押し込まれ、攻撃でもミスが多くてドイツにすぐ奪われ、試合はほとんどスロバキア陣内だった。
後半は中盤を厚くし、前半はチェックに行かなかったドイツ最終ラインにもプレスするようになったなどでいくらか修正されたのだが、ノイアーの守るドイツゴールにはほとんど迫れず。

ドイツはダイレクトパスでスピードアップするなどあまりなくて、まったりと攻めていたが、センターバック２人も効果的なビルドアップや攻撃参加できるし、エジル、ミュラーは相変わらず神出鬼没、と本気出したら強そうなポテンシャル。

得点は、スタートで守備的に来たスロバキアの出鼻を挫く序盤のボアテングの先制点、
スロバキアが多少巻き返した前半終了間際、ドラクスラーの突破からのマリオ・ゴメスの２点目、
後半半ば、セットプレーからのドラクスラーのダメ押し３点目、
とそれぞれ嫌なタイミングで加点してスロバキア選手のやる気を奪っており、さすがはドイツといった感じ。

ラウンド８での本気が楽しみだ。

岡ちゃん、松木さんの解説は味があった。