トゥーロン国際緒戦

トゥーロン国際大会
日本×パラグアイ

トゥーロン国際大会ってわざわざTV放送してなかったはずだけど、NHK地上波で放送するようになるとは時代も変わったものだ。
ただし、メインカメラが現地観戦しているかのような低い位置にあって、俯瞰したアングルではなくて全体は見渡せない。

さて、リオ五輪予選落ちしたパラグアイは、ほぼ２０歳以下。
日本のスタメンは、

GK　櫛引
DF　際　植田　岩波　亀川
MF　野津田　原川　喜田　矢島
FW　富樫　浅野

前半開始直後はサイド攻撃でいいリズムだった日本だったけど、ビルドアップでもたついた際に度々最終ラインがインターセプトされる危なっかしいシーンが何度か。
で、際がバックパスを取られてショートカウンターくらって失点。

パラグアイは、やはり守備のチームで、守ってカウンター狙いな感じ。
日本は、パラグアイの間合いに慣れないのか失点後は勢い無し。

さらに、岩波が負傷退場。代わりに入った三浦はなかなか良い。

後半はパラグアイが日本の４－４－２に対応する陣形変更をみせ、日本は攻めあぐねるが、ロングボールを多用するなどで工夫。

予選ではパッとしなかったオナイウを投入、相変わらず後ろでもらいがちだけど、今回はこれが起点になったのと、浅野にスペースが空いて浅野が同点弾。

勢いに乗る日本だったが、与えたフリーキックを直接決められてしまい、２－１。
残り１０分を打開できなかった日本は緒戦を落とした。

テストを兼ねた大会参加なので結果は必ずしも出さなくてもよいけど、
下の世代のパラグアイに敗戦し、三浦が存在感を見せたものの、奈良に続いて岩波まで負傷、
とあまりいい内容ではなかった。

パラグアイは若いにも関わらず、要所でしっかり点を取っての勝利で、南米ならではの狡猾さを発揮。