人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)
2016年4月22日 読書
自分と同じ団塊Jr世代で、東大の准教授を務めている松尾豊氏による著作。
著者は若くして学会誌の編集長に就任するなどしているので、きっと若手のホープなのだろう。
経産省の技官に、AIの現状についてわかりやすく教えてほしいと言われたのがきっかけで書いたそうで、
戦後からはじまったAI研究の歴史と、本がかかれた2014年末の現状について、わかりやすく書かれている。
AI研究は、
・決定木を使った推論と探索の第一ブーム
・知識をデータベース化した第二ブーム
・現在につながる、機械学習およびディープラーニングによる第三ブーム
というムーブメントがあり、それぞれやっていることがまったく違うのだそうだ。
そして、ブームの挟間は冬の時代として研究者たちは冷遇を受けたのだそうだ。
AIの歴史や全体像、を知ることができ、そして、AIは人間を超えるのかどうかについての考察など、AIの未来についての章も面白かった。
ディープラーニングとはニューロンネットワークの多層化であるが、それが具体的にどういうことなのか、というのも本書を読んでわかったつもりになった。
また、本書を通じて、著者のAIに対する熱い思いが伝わってきて、自分と同世代ということもあってか、なんだか著者を応援したくなる読後感であった。
著者は若くして学会誌の編集長に就任するなどしているので、きっと若手のホープなのだろう。
経産省の技官に、AIの現状についてわかりやすく教えてほしいと言われたのがきっかけで書いたそうで、
戦後からはじまったAI研究の歴史と、本がかかれた2014年末の現状について、わかりやすく書かれている。
AI研究は、
・決定木を使った推論と探索の第一ブーム
・知識をデータベース化した第二ブーム
・現在につながる、機械学習およびディープラーニングによる第三ブーム
というムーブメントがあり、それぞれやっていることがまったく違うのだそうだ。
そして、ブームの挟間は冬の時代として研究者たちは冷遇を受けたのだそうだ。
AIの歴史や全体像、を知ることができ、そして、AIは人間を超えるのかどうかについての考察など、AIの未来についての章も面白かった。
ディープラーニングとはニューロンネットワークの多層化であるが、それが具体的にどういうことなのか、というのも本書を読んでわかったつもりになった。
また、本書を通じて、著者のAIに対する熱い思いが伝わってきて、自分と同世代ということもあってか、なんだか著者を応援したくなる読後感であった。
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