相対性理論について、わかりやすく解説してくれる本。

特殊相対性理論は、乱暴に解釈すると、
等速直線運動しかしない世界で単純化して考えたときに、

・実験によると、光の速度は一定。
 → ということは、実は時間は可変?

という発想をしたら、
速度に差があるお互いから見て、お互いの時間の進み方は遅れて見える。

という考えを出発点にいろいろ考えた結果、

光には静止質量がないことやら、
物質にものすごいエネルギーが蓄えられていることがわかった → 原爆に応用
ということらしい。

・特殊ケースでのみ通用する特殊相対性理論を、
重力などの力がかかって加速度運動している世界でも使えるようにつじつま合わせするのが一般相対性理論

・難解な数学がいろいろ出てくるけど、乱暴にいうと、力がかかると空間がゆがんで光や時間の進み方に影響が出る

・高度な数学、物理学の理論を証明する実験場が宇宙であり、それを観察するのが天文学である。

というような話がわかりやすく書いてあって、相対性理論がわかったような気になる一冊。
世界の見え方が変わってくるような不思議な感覚があって、面白かった。

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