ブラジルW杯 ラウンド16
ドイツ×アルジェリア

ドイツは4-3-3、フンメルスが熱出したとかでボアテングCB、ムスタフィが右SB。
アルジェリアは4-2-3-1。

序盤、ナイジェリア同様よく走ってドイツにスペースを与えないアルジェリアが試合の主導権を握るが、そのうち疲れてずるずると下がり、ドイツにボールを持たれるようになる。

が、自陣にドン引きして、高いドイツの最終ライン裏を狙うカウンターが鋭く、ボール試合能力で勝るドイツといい勝負。
ドイツは、ここで最終ラインを下げず、むしろGKノイアーがスイーパーばりにフィールドに出てきて相手のカウンターを潰すスリリングなプレーを連発。
まさにゲルマン魂というか、負けたら終わりの一発勝負なのに根性座ってる。
前半両者決め手を欠いてスコアレス。

後半、ドイツはシュールレを投入し、右サイドに張らせる。
ドン引きし続けるアルジェリアを、両サイドで揺さぶったり、中央突破を試みたり、と高い技術で色々試してみるドイツ。

後半30分、ムスタフィ負傷交代でケディラ投入、ラームは右SBへ。これがドイツのさらなる支配力強化につながった感じ。
後ろからグイグイ前に追い越していくドイツの迫力の攻撃が続く。

しかし相手GKに止められたり枠外したり、でゴールは割れずに延長戦突入。
一方のアルジェリアもカウンターで決定機を狙うが、相変わらずノイアーの過剰な飛び出しに阻まれる。

そして延長戦前半2分。
左サイドでのパス交換からするするとサイドを上がったミュラーがタイミングを取って低いクロス。
大外から飛び込んできたシュールレ、ボールは微妙に合わなかったが左足ヒールで引っ掛ける技ありゴールでついにドイツ先制。
運動量が落ちない脅威のドイツに対し、足が攣っている選手多数のアルジェリアは厳しい。

延長後半14分には、足も止まり、前掛かりになってスカスカのアルジェリア陣内にカウンターで攻め込んだドイツ、フリーのエジルとシュールレのワンツーからシュールレがシュート、相手が弾いたこぼれ球をエジルが押し込んでダメ押し追加点。

ロスタイム、アルジェリアの意地のゴールが決まるが、2-1でドイツ勝利。

アルジェリアもいい試合をしたが、
ノイアーの飛び出しやら、気合の運動量やら、ゲルマン魂健在と言わんばかりのドイツの精神力が目立った試合だった。

これでドイツはフランスとのライバル対決。
これまた、楽しみなカードだ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索