スロースタート

ブラジルW杯　グループF
アルゼンチン×ボスニア・ヘルツェゴビナ

アルゼンチン、何故か５－３－２。メッシ、アグエロの２トップなんだけど、メッシが下がってボールを受けるので５－４－１っぽい。

ボスニア・ヘルツェゴビナは４－２－３－１．ジェコの１トップで、ボランチの７番、８番がゲームを組み立てる。

前半３分、アルゼンチンが左で得たFK。ゴール前で競り合った選手にかすりつつ頭上を越えて、ファーにてボールが見えてなかったボスニア右SB５番の選手の足に当たってコロコロゴールイン。
大会初のお笑いゴールであっさり先制したアルゼンチン、メッシのマークはきついし前の人数は少ないし、調子は上がらず、今回もスロースタート。
ボスニアは前半残り１０分あたりで攻勢に出てペースを握るが、追いつけず。

後半、アルゼンチンはCB１枚と右MFのロドリゲスに代えて、中盤のガゴ、CFイグアインを投入。陣形を４－３－３に修正する。
これでエンジンがかかったアルゼンチン、マスチェラーノ、ガゴがバランスを取るので安心して積極的に前に走るようになって、ボスニア陣内でパスが回る。すでにエンジン高回転中のボスニアと面白い攻防を繰り広げる。
すると後半２０分、細かいパス交換からバイタル右でボールを受けたメッシがカットイン、マークを振り切ってゴール左隅への追加点。

一方、攻撃カードを次々と切ったボスニア、そのカードの１人である９番イビシェビッチが３９分、左サイドからのスルーパスに抜け出してGKの股を抜くゴールでボスニア・ヘルツェゴビナW杯初ゴールを挙げる。
アルゼンチンのCBはちょっとルーズだったか。。

試合は２－１でアルゼンチンに軍配。
前半はどうかと思ったが、後半は調子が出たしエースメッシのゴールも生まれて上々の滑り出し。
ボスニアは、前半３分のお笑いオウンゴールが痛かったが、アルゼンチン相手によく押し込んで実力を発揮。２位通過は十分狙える。