散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)
2014年3月5日 読書
小説中の食べ物の描写でも有名な池波氏が30年以上前に書いた、街歩きグルメのコラム。
これが書かれてから30年以上経ってしまっているので、登場する店の全ては残っていないだろうし、それらの店に興味が湧く感じでもないのだが、
連載当時にコラムとして書いていたせいもあるだろうけど、店や料理そのものよりも、店のオーナーやスタッフに関するエピソード、池波氏自身の思い出話などに話題は膨らんでゆき、食べ物そのものというよりは、その周辺の人間や生活の方に興味がある人なんだなあと感じられた。
ここに出てくる店のいくつかはもう無いだろうし、池波氏も没してしまったが、本書には確かに存在した生活の思い出が綴られている。
美味い店に行くのはもちろんのこと、その店に自分なりの思い出を刻んで豊かな人生を送りたいものだ。
これが書かれてから30年以上経ってしまっているので、登場する店の全ては残っていないだろうし、それらの店に興味が湧く感じでもないのだが、
連載当時にコラムとして書いていたせいもあるだろうけど、店や料理そのものよりも、店のオーナーやスタッフに関するエピソード、池波氏自身の思い出話などに話題は膨らんでゆき、食べ物そのものというよりは、その周辺の人間や生活の方に興味がある人なんだなあと感じられた。
ここに出てくる店のいくつかはもう無いだろうし、池波氏も没してしまったが、本書には確かに存在した生活の思い出が綴られている。
美味い店に行くのはもちろんのこと、その店に自分なりの思い出を刻んで豊かな人生を送りたいものだ。
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