オリンピックの身代金
2013年12月9日 読書
最近TVドラマ化もされた、
東京オリンピックの時期に爆弾テロが起こる話。
ベタすぎるぐらいに当時の時事ネタをたっぷりと織り交ぜつつ、刑事、犯人、その友人3人の主観により物語が進む。
その時事ネタの効果か、丁寧な描写の効果なのか、頭の中に当時の映像が想像ながらも再現され、東京の一極集中の影で貧しさに苦しむ地方やその出身者たちの様子が事実であるかのように感じられすらした。
東京オリンピックは1964年、いまから約50年前の出来事だけど、ブラジルではW杯のインフラ準備に関して、この小説に出てくるような事故が多発しているし、貧困対策しろとのデモも起きている様子。
歴史は繰り返す?
一方、2020年には2回目の東京オリンピックもあったりする。こっちは、黄昏の先進国開催ということでまた違ったドラマがありそう。
などなど、時期的にはなかなかタイムリーな作品かも。
東京オリンピックの時期に爆弾テロが起こる話。
ベタすぎるぐらいに当時の時事ネタをたっぷりと織り交ぜつつ、刑事、犯人、その友人3人の主観により物語が進む。
その時事ネタの効果か、丁寧な描写の効果なのか、頭の中に当時の映像が想像ながらも再現され、東京の一極集中の影で貧しさに苦しむ地方やその出身者たちの様子が事実であるかのように感じられすらした。
東京オリンピックは1964年、いまから約50年前の出来事だけど、ブラジルではW杯のインフラ準備に関して、この小説に出てくるような事故が多発しているし、貧困対策しろとのデモも起きている様子。
歴史は繰り返す?
一方、2020年には2回目の東京オリンピックもあったりする。こっちは、黄昏の先進国開催ということでまた違ったドラマがありそう。
などなど、時期的にはなかなかタイムリーな作品かも。
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