創業家物語世襲企業は不況に強い (講談社プラスアルファ文庫)
2013年11月17日 読書
人に歴史あり、会社にも歴史あり。
生活に身近ながら意外と知らない企業の成り立ち、歴史が、51社分。
才覚に秀でた創業者たちの、起業における理念や苦労にまつわる熱いエピソードの数々、
創業家一族内外から出た中興の祖がいかに危機を乗り切ったか、
そして歴史ある企業が今直面する課題について、
などなど、わかりやすく簡潔にまとまっており、読みごたえあり。
企業同士の縁故や、昨今の合従連衡についてなど、知らなかったつながりについても解説してあって面白い。
最近元ヤン氏と、創業者がいなくなった会社はぱっとしないねと話していたが、本書の例ではそうでもなく、どういう環境であろうと、要はやりたいことがあって、寝食惜しんでそれを貫いている人がいるかどうか、そして、その人やその周囲が、それを具現化するための物的人的リソースを活用できるかだ。
日本は依然そこそこ豊かで、そういうのがなくても流れでなんとかなるし、変わったアイデアを持っている人が、主にそうでない人たちから構成される人的リソースを有効に活用できにくい印象がある。
米国などは、アイデアを持った起業家などがそういうリソースを有効にマネジメントする仕組みができている印象。
産業立国を続けるならば、そういう人が育ちやすい土壌を作ることも必要。
生活に身近ながら意外と知らない企業の成り立ち、歴史が、51社分。
才覚に秀でた創業者たちの、起業における理念や苦労にまつわる熱いエピソードの数々、
創業家一族内外から出た中興の祖がいかに危機を乗り切ったか、
そして歴史ある企業が今直面する課題について、
などなど、わかりやすく簡潔にまとまっており、読みごたえあり。
企業同士の縁故や、昨今の合従連衡についてなど、知らなかったつながりについても解説してあって面白い。
最近元ヤン氏と、創業者がいなくなった会社はぱっとしないねと話していたが、本書の例ではそうでもなく、どういう環境であろうと、要はやりたいことがあって、寝食惜しんでそれを貫いている人がいるかどうか、そして、その人やその周囲が、それを具現化するための物的人的リソースを活用できるかだ。
日本は依然そこそこ豊かで、そういうのがなくても流れでなんとかなるし、変わったアイデアを持っている人が、主にそうでない人たちから構成される人的リソースを有効に活用できにくい印象がある。
米国などは、アイデアを持った起業家などがそういうリソースを有効にマネジメントする仕組みができている印象。
産業立国を続けるならば、そういう人が育ちやすい土壌を作ることも必要。
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