ガリア戦記 (岩波文庫)
2013年7月22日 読書
共和制ローマ末期の英雄カエサルによる、ガリア遠征に関する元老院へのレポート。
「ローマ人の物語」を読んだことがあるので概略が頭に入っていたからそれなりに読めたけど、なじみのない地名やら民族名、人名が大量に出てくるので、そのへんを追いながら読むのは結構きつい。
さて内容は、レポートにしては読み物として成立しており、ローマから見て理不尽な行動を取るガリア人たちの度々の叛乱をカエサルが根気よく鎮圧し、かの地を統治しようとする苦労が伝わってくるのである。
終盤、好敵手ウェルキンゲトリクスが出てくるあたりは結構熱く、レポートのクライマックスを盛り上げている。
海外とやりとりある会社で働いていると異民族との文化的差異や仕事への取組の温度差、時差などに苦しめられることしばしだが、カエサルを見習って頑張ろうとちょっと思ったりもする。
「ローマ人の物語」を読んだことがあるので概略が頭に入っていたからそれなりに読めたけど、なじみのない地名やら民族名、人名が大量に出てくるので、そのへんを追いながら読むのは結構きつい。
さて内容は、レポートにしては読み物として成立しており、ローマから見て理不尽な行動を取るガリア人たちの度々の叛乱をカエサルが根気よく鎮圧し、かの地を統治しようとする苦労が伝わってくるのである。
終盤、好敵手ウェルキンゲトリクスが出てくるあたりは結構熱く、レポートのクライマックスを盛り上げている。
海外とやりとりある会社で働いていると異民族との文化的差異や仕事への取組の温度差、時差などに苦しめられることしばしだが、カエサルを見習って頑張ろうとちょっと思ったりもする。
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