ロンドン五輪
日本×モロッコ

縦のパスワークが鋭く、技術もあり、球際の争いに勝るモロッコ。地力は完全に日本より上。
スペイン戦で走りまくった影響なのか、ラマダン中のモロッコより動きの鈍い日本は前半モロッコに押し込まれ危ない場面を連発しつつも、なんとか凌いで日本の見せ場も多少作って前半をスコアレスで乗り切った。
そして後半、モロッコの運動量低下とともに日本がボールを回せるようになってきて、なんとか引き分けには持ち込めそうだなと思った矢先、残り10分というところで清武を起点にショートカウンター一閃。
スペイン戦でコミカルフィニッシュを連発した永井のゴールが生まれ、相手をイライラさせ時間を浪費する見事な演技力で決勝点を守り切った日本がまさかの連勝で、21世紀の五輪では初のグループリーグ突破。
相手の方が実力的に勝っていたこともあって、息の詰まる好ゲームだった。

全員で集中して守る岡田ジャパンスタイルを体現しているのに加えて、オーバーエイジ枠を使った最終ラインの補強で守備が安定し、
攻撃では永井の犬並のスピードと運動量と、そんなに目立たないながらも清武がゲームメーカーっぽい役割を果たしているのと大津が思い切りの良さで貢献している、という程度と物足りないながらも一応岡田ジャパンよりは攻撃の見せ場も作っているこのチーム、悲願の準々決勝突破をやってくれそうな気がするのだが期待し過ぎだろうか。。

なんだかよくわからないが、南アフリカ五輪以降の日本サッカーは国際大会本番でのチーム作りが上手くいっていて、いずれも実力以上の結果を出している。
これは是非、今後のためにノウハウ化していただきたいところである。


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