WOWOWにて。

1作目を撮ったバーホーヴェンと、主人公のキャスパー・ヴァンディーンがそれぞれ製作、準主役?として戻ってきてストーリーも1と続いていて、予算もTV映画だった2より多くて米国でも劇場公開もしたとのことで一応正当な続編という感じなのだが、
それでも1作目より予算が少ないのがまるわかりで全体的に苦労してる感じ。

で、お金が無くてアクションシーンが撮れない分を、軍隊内部のゴタゴタと宗教ネタを題材にしたコメディ路線の社会劇で埋めているのである。

超低予算の2と比べると、予算がないなりに、宇宙SFものらしくいろいろ場面転換したりパワードスーツもちゃんと登場させるなど、風呂敷広げて空中分解しかねない構成をなんとかまとめて着地させているところが好印象。

結局いろいろと1に及ばないしスターシップトゥルーパーズのシリーズである必要性があるのか疑問なのだが、コメディ路線として狙ったグダグダ感であると解釈すれば、B級映画としては及第点をあげたくなる出来。

エイリアンシリーズは密室ホラー→戦争映画→刑務所もの→フリークスもの、
とジャンルチェンジしているわけだが、
このシリーズは戦争映画→B級ゾンビ映画→B級戦争コメディ
と斜め上の方向にジャンルを変化させているのが興味深いというかなんというか。

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