J2から世界へ

2011年12月8日スポーツ

クラブW杯
柏×オークランドシティ

去年のJ2王者柏がJ1を制した結果、
制定以来使ったことがなかった開催国恥かき枠でクラブW杯まで出場というシンデレラ・ストーリー。

相手は毎度クラブW杯にふさわしくないニュージーのアマチュアチームということで、何の大陸も制してない柏にはよい試金石となった。

オークランドは序盤柏に押されだすと５－３－２な感じにだだっ引きしてしのぐが、田中順也のキレキレな突破から柏が先制点、続いてセットプレーのこぼれ球を工藤が決めて、一気に試合を決めるかと思われたが３点目で止めをさせず、
後半は柏のペースに慣れたオークランドが、前半飛ばして疲れた感じの柏を押し込むという展開で、最終的にオークランドが３トップになって、終盤は大味な攻め合いになった。
まあ結局、柏が２－０で無難に勝利。
なんだか内容的には互角だったけど。

オークランドはスペイン人監督でパスサッカーになったということだったが、パスのテンポは悪いし、相変わらず放り込みサッカーじゃねえかと突っ込みたくなった。
相変わらず、民放サッカー中継における盛り上げ目的のどうでもいい情報だったようだ。
まあ南アでの代表チーム同様、守備は堅かったけども。

CBとボランチで真ん中をがっちり固めてSBとブラジル人で攻めるという柏は手堅いサッカーをしているが、緒戦の緊張なのかリーグ戦の疲れなのか知らないが、ちょっとつまらないミスが多かったし、終盤バテバテ。
次の北米チーム戦に勝ってサントスと当たって欲しいが、どうかなあ。