あぶねえ

ロンドン五輪２次予選
クウェート×日本

日本時間の２５３０からということで、生で観るべきか迷ったが、結局起きていたので生観戦。

クウェートのホームユニがイタリアもどき。
イタリアとなにか関係あるのかなとググってみたが、全然関係ないみたい。

後がないクウェートは序盤から仕掛けてくるが、日本代表は無難に凌いで、落ちついたところで反撃開始、東？の低いところからの裏へのロングパスを、長い距離をオーバーラップした酒井がちょこんとループで流し込んで日本先制、そのまま前半終了という素晴らしい展開。

これで後半２点取られても大丈夫だし、日本が１点追加したら勝負ありということで日本の追加点があったら寝ようと思ったのだが、
なんと後半すぐに、結構遠くからのセットプレーから、PA内でパスをもらった相手７番がナイスシュートを叩きこんでしまう。
まあ１点ぐらいは、、と思いきや、
第一戦で点を取った１０番やらエースの１７番やらがやたらと砂漠でダイビング攻撃を仕掛けていたわけだが、試合序盤の１０番の大根演技にはシミュレーション判定が下ったものの、後半のゴール前での鈴木大輔の処理のもたつきに絡んだ１７番のダイブは主演男優賞に輝いてPKゲット。
１７番自ら決めて、なんと貯金があと１点になってしまった。
崩されてないのに２点取られてしまうとは、さぞかしへこんだことだろう。

その後も、クウェートに流れがきているのと３９度の暑さのせいか動きが鈍くなった日本が押し込まれまくる展開が続いたが、所詮クウェートということで結構凡ミスしてくれて、残り１０分ぐらいになるとクウェートもさすがに疲れをみせる。
ここで日本が反撃開始して止めの２点目が入りそうな展開になったが、結局そこからスコアは動かず、テレビ的に美味しい内容に終始した。

日本は後半２０分ぐらいの段階で完全にバテバテな様子で、比嘉の負傷で１つ使ってしまった交代枠の残りを上手く使ってほしいなあと思ったが、相変わらずタメも作れずに来た方向にボールを返すだけの山口とか、途中投入なのに全然守備してなかった大迫とかにはちょっとゲンナリした。
一方で、無駄に負傷してしまったが前半の比嘉の活躍や、点には絡めなかったが永井のいやらしいチェイスとか、清武の奮闘は好印象だった。

結果的に若い代表にとっては害がない範囲のアウェーの洗礼を経験することができたということで、僻地まで遠征して暑い中よく頑張ったとほめてあげたい。
実際、前半の出来はよかったし、後半に関してはこの経験が最終予選に活かされることを願う。

さて２次予選の結果、イランと北朝鮮、中国が消えた。
中国が消えた結果、なんだかシードが日本に回ってくるらしい。
最終予選の抽選は七夕の日。マレーシア、シリアと同じグループになりますようにとでも短冊に書いて飾っておくべきか。