ユダヤ人にはGW前に連休がある

退社後、気になっていた五反田の魚串の店に行きたかったが満席。
次点としてやはり気になっていた、目黒に最近出来たイスラエル料理屋とやらに行ってみる。

牛肉の料理とかあるけど、予想通り、今まで食べた中東料理であるトルコ料理やレバノン料理とメニューは似ている。
宗教は敵対するほど違えど、彼ら中東人の食べているものは大体一緒のようだ。

レバノン料理屋でも食べた気がするが、ひよこ豆を使ったコロッケが独特な風味で美味しい。ゴマのペーストを浸けて食べるのだが、これまた美味しい。

他に頼んだ、牛肉春巻きや羊ソーセージは、まあこうだろうなという味。

これはイスラエルと関係ないのだろうが、アイスクリームはベルギーチョコを使った手作りとのことで濃厚で美味し。

飲み物、
マッカビというイスラエルビールは特筆事項無し。
酒屋でも見ることがあるイスラエルワインのヤルデン、赤の聞いたこと無い品種のものを。店主がまろやか系を選んでいるようで、これは美味し。

---

この日は客があまりいなくて、
気さくなブラジル系ユダヤ人の店主とその奥さんの日本人が話かけてきて、日付が変わるまでしゃべっていた。

店を持つのは初めてのようで、開店までの苦労話などを興味深く聞いた。

マニアックな外国料理店は遠からずそうだと思うが、客として有力な東京の当国人が震災後に帰国してしまったために結構大変だそうだ。

そして思ったとおり、遠国の料理ともなると材料が手に入らないのでどうしても高くなってしまうとのこと。
東京にはルーマニア料理やらギリシャ料理やらエジプト料理やら珍しい料理店がいろいろあるが、現地の何倍するんだよっていう価格設定は毎度のことながら驚きの連続である。

その他いろいろと話してくれて、初対面の客に家賃とか原価の話までするのは無防備すぎるだろうと思ったが、それ故にまた行ってあげないとなあと思った。

ちなみにユダヤのカレンダーを観て、４月の後半が連休になっているので何の休みなのかと聞いたら出エジプトした祝日から連休になっているのだそうで。