黎明期のファミコン世代としてはスパルタンXというとゲームの方が思い浮かぶのだが、この映画の中身はゲームと全然関係ない内容。

しかし両者はちゃんとタイアップしていて、映画の方が企画段階と実際出来上がったものが全然違うことは香港映画ではよくあることなのだそうで、言わばTVアニメと漫画のデビルマンが全然違うのと似たような理由。

この映画はサモ・ハン・キンポーが監督兼助演、ジャッキーチェンとユン・ピョウがダブル主演な感じで、サモハンらしいコミカルでテンポのよいアクション映画。

西洋人の空手チャンピオンとジャッキーの対決をはじめ、
終盤の城での一連のアクションは特に面白かった。

何故か舞台がスペインバルセロナで、過半数を占めるスペイン人出演者がみんな中国語吹き替えになっているのがシュール。
主題歌の名前をそのまんま使っているらしい邦題と原題「快餐車」が全然リンクしないのもなんだか変な感じ。

一方で古代ローマの話や独ソ戦の話の映画で全員英語しゃべってるのにそれほど違和感を感じないのは、アメリカの実質植民地の住人である現代日本人の悲しさか。

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