今日は川島

2011年1月25日 スポーツ
アジア杯
日本×韓国

ペースを作ったのは韓国で、序盤日本に攻めさせていたが10分ぐらいから仕掛けてくる。
最初の決定機は韓国、その後日本も応戦して2つの決定機。
すると、どこのJリーグかよっていう微妙すぎる判定で韓国のPKとなり面白かった試合を審判が壊す。
(結局このあと、PKっぽいシーンを見逃してもらったのでプラマイゼロ)
これをキソンヨンがきっちり決めて韓国が先制するが、大して堅くも無い韓国守備を日本が攻め、散々車杜里の裏を突いていた日本が本田のスルーパス→長友突破→前田と綺麗な同点弾。
同点の後は日本ペースだが、追加点無し。
細かいプレーに渋味が感じられ、こんなにレベルの高い日韓戦は史上初ではないかってぐらいに面白かった前半。

後半、休みの少ない韓国を日本が押すんだろうなと思いきや、逆に日本の足が止まるという謎の展開。
面白かった前半とは打って変わって、棒立ちの日本が韓国に責め立てられるという前世紀以来の伝統芸能を演じることに。

トルシエ日本の頃になんとか実力で韓国に並んだはずが、その後のジーコ岡ちゃんで足踏みしたため、やはり現状、世界レベルに手をかけつつある韓国が実力で勝ることをまざまざと見せつけられた感じ。

しかし延長戦を読んでいたのか終盤までまったく交代枠を使わなかった日本が凌ぎ、延長戦へ。

すると、ペナルティエリア外のファールが日本のPKとなるラッキーな展開で、意外な形で前半の伏線が回収されることになる。
ナイスヘボ審判。

キッカーは何故か本田、嫌な予感通り見事にセーブされるが、助走を取りながらもややフライング気味で特攻してきた細貝が本田の尻拭い。
グダグダながらも日本のリードである。

延長前半終わりぐらいから既に逃げきり体制に入った日本、あと一歩というところまで韓国をイライラさせるナイスマリーシアを見せたが、もはやお約束というべきか、ほぼラストプレーで混戦から韓国の気合に同点弾を押し込まれる。

というわけで流れの悪いPK戦であったが、カタール戦までいいとこなしだった川島が確変モードに入り、ゴールネットをまったく揺らさせない鬼神ぶりをみせ、1本しか外さなかった日本が勝利。
アジア杯はじめての格上相手の試合を、運も味方につけて制した。

てな感じで今回も日替わりヒーローが出た日本。
最後となる決勝戦は、低調なパフォーマンスでイージーミスを積み重ね続ける内田、もしくはトルシエ世代の最後の語り部遠藤あたりがやってくれるんじゃないか。

一方強かった韓国だが、いつのまにか奇面組指数がアップしていてびっくりした。

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