4強決まる

2010年7月3日 スポーツ
パラグアイ×スペイン
人数を大幅に入れ替えて、序盤から日本代表が乗り移ったかのような、複数人数でのプレスを、しかも前線でかけてスペインのペースを乱すことに成功したパラグアイ。
(日本戦でこれやられてたらどうなってたかな。)
15分ぐらいで守備位置を下げるという試合巧者ぶり。
前半のほとんどはスペインに何もさせずに終了。
(しかし、攻撃もできないという)

後半は監督に叱られでもしたのか、スペインがペースアップ。
しかし、守備位置を下げて守るパラグアイの守備にひっかけまくるだけ。
パラグアイの守備はすごいのだが、対するスペインの調子がイマイチなのでなんだか凡戦である。

するとピケが手を引っ張ってPK献上、カシージャス止める。
その次ぐらいのプレーで、ビジャ体を上手く入れて、ちょっと微妙なPKゲット。
一度は入れるが、スペイン人がペナルティエリア内侵入でやりなおし。
(実はパラグアイのPKでもそうだったという。まあ、入れるんだろうと思って吹かなくて、GKが止めた後だとさすがに吹けないだろう)
2度目はビジャールが止めて、結局仕切りなおし。

最終的にはイニエスタのドリブルでパラグアイ守備のバランスが崩れたところをシュートを打たれて、こぼれ球がビジャのところへ。しっかり決めて得点王争い単独首位弾で勝負あり。
パラグアイの守備はよかったものの、やはり点が取れないと厳しいのと、90分守備の集中を切らさないというのは非常に難しい。

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勝つには勝ったスペインだけど、怪我明けトーレスがまったく輝かない上にチームの連動性もイマイチ。

オランダは前線のカイトやボランチ2枚の中盤守備でなんとかもっているが、センターバックは鈍重だし、攻撃もスナイデル、ロッベンの個人技頼みで、なんとも面白みのないサッカーをしている。クライフはブラジルにツッコミ入れる前に自分の国を突っ込んだ方が良い。

ウルグアイは、守備からのカウンターで頑張ってはいるが、他の欧州勢3チームに比べるとやはり見劣りする。(でも頑張って欲しい)

それでもって、守備が危なげ無く、仕掛けるタイミングで組織が連動して攻めているのはドイツ。
4点大勝でスコアにも現れているが、実際強い。
ユーロ2008でのなんちゃって優勝候補だった時とはまったく別のチームであり、その時敗れた相手のスペインよりも今回の出来は上回るし、今残っているチームでドイツを止められそうなチームは無し。

普通に考えるとドイツ優勝だが、何が起こるかわからないのがW杯。さてどうなるか。

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