西原理恵子の自伝的小説が原作だそうで。

西原理恵子のマンガの、すさんだ感じはどうも自分の日常とはなじまないもので、この映画に出てくる四国の田舎町の貧しい少女たちの青春も自分の平穏かつ平凡な青春時代を考えると遠い世界の話なのだが、
四国出身のKさんの学生時代の話やら、小学校の同級生と20年ぶりに再開したときに知った、同級生たちの大人の事情な話など、この映画の世界のような日常が垣間見えたりもしたのだった。

貧しい境遇によるハングリー精神みたいなものはいろいろな原動力になるとおもうのだが、貧困の連鎖みたいなものから抜け出すのはハンパなことじゃ難しいのだろうなあとぼんやりと想像する。
今の自分のハングリー精神の無さは情けないばかりだが、まあ別にそれでも人生そこそこ楽しければいいんじゃないかと。

というわけで、平穏無事に社会人まで育ててくれた両親に感謝するばかりである。

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