新キャラ

日本×チリ

チリというとサラス・サモラーノ時代以降はぱっとしないイメージがあったが、最近若い世代が実績を出しているということもあってか南米予選も好調。

今日の試合、好カードかと思われたが、日本のこまいパスサッカーをチリが捕まえきれず、大味な試合になってしまった。
日本代表は南米勢と相性がよろしくないというイメージがあるのだが、今日にかぎっては、こまかすぎるまでのパスサッカーが南米式対人守備を翻弄した、というよりはチリの守備の読みがイマイチで大味だったともいえるか。

日本は無失点とはいえ守備陣がチリを押さえていたわけではなく、チリが速い展開と巧さで日本のゴール前で何度も決定機を作ったが、来日のコンディション不良のためか、あと一歩で拙攻。
（運が悪ければ２点は取られてた。）

というわけで、チリは強さの片鱗はみせたものの、期待はずれ。

しかし、まとを絞らせないこまいパスサッカーという日本人に合ったカラーをみせた試合だったともいえる。
チームの調子はいいみたいなので、欧州の中堅国ベルギーを粉砕できればいい感じでタシケント入りできそう。

本田圭佑、FKが巧いだけのスピードのないドリブラー→スケールの小さい中田→ミニ中田、と育っていたのが意外。
身の丈にあった海外リーグで出場し続けることの意義が。

そして山田がデビュー。若手大好き岡ちゃん的にほっとかないと思った。

というわけで、明け方のCL決勝が楽しみだ。

○楢崎　ミスなく無難にシャットアウト
○中沢　トゥーリオ化するオプションを提示
○阿部　守備はわりとやられがちも１得点
○今野　広い行動範囲で攻守に躍動
▲駒野　面白いように転ぶ姿に爆笑
△遠藤　布陣的に黒子なバランサーに徹した印象
△長谷部　可もなく不可もなく
○中村　こまいパスサッカーの軸に
◎本田　強さとシュート意識でキャラ立ちし、見違える活躍
◎岡崎　持ち味の思い切りの良さを発揮
△玉田　病み上がりで出すまでの存在か。。。

○山田　随所に好プレーがあって上々デビュー
△橋本　遠藤と役目をリレー
△山口　無難にデビュー
○矢野　最後に得点に絡む
△香川　もっとドリブルなどの持ち味出さないと、山田とキャラかぶる。このままだと山田のかませ犬になりそう