雨の駒沢公園

日曜にKさんから、駒沢公園で若い世代のサッカーの代表戦やってるよ、と聞いたので調べてみたら、U-14のクラブチーム代表とか都市の代表による大会だとわかる。

都市の代表じゃあなあと思ったが、サンパウロのジュニアユースが来ているのに興味をひかれ、雨が降ってない午前中から駒沢公園に向けて歩き出す。
天気が良ければベストだったが、とにかく景色をかみ締めながら楽しく歩いて、１時間ほどで駒沢公園に到着。

昼食は、周辺を探しまくった挙句に、味は普通だが、あまり量が多くないのに１０００円オーバーのカレー。

微妙な空腹感をごまかすため（？）、打ちっぱなしよりもさらに久々な、バッティングセンターへ。
１回目、途中までほとんどかすらず、やっぱセンスねえなあと思ったが終盤にやっとバットに当たる。
２回目は９割方なんとかはじき返すまでに至った。ずっとやってたラケットスポーツが卓球であるため、手の近くで打とうとしてしまってバットの感覚がつかめないのが原因で、バットを長く使ってやや前めでミートしたらそんなに難しくなかった。

駒沢公園に戻ると、まだサンパウロ登場まで時間あり、別会場で、東京都代表とモスクワ代表の試合の後半が観られた。
モスクワ代表は栄養足りてなさそうな選手ばっかで、日本人に当たり負けしてる。
小さい頃から体格差で勝ってると大成しないとよく言われるので、微妙な気分。
いいシュートのこぼれ球を押し込んだ東京都代表が勝った。
東京の３番のセンターバックがよかった。

で、決勝がヴェルディユース対サンパウロ。
サンパウロCBがクロスを処理ミスしてヴェルディが先制したが、その後ヴェルディの守備ミスをサンパウロが突きまくって３得点、ヴェルディが綺麗な攻めから１点返す、と前半だけで５点入る。
高校野球とかもそうだけど、若い世代の試合だと結構ミスが試合の重要なポイントになったりするものだ。
とはいえ、特にヴェルディジュニアユースは、トラップ、パス、ドリブル、シュートとセンスを感じさせるプレーが観られて、さすが国際親善試合に出るだけあるな、と思った。
高木というFWの選手（あとで調べたら、高木豊の３男だった）や、３１番の小さい右SBの子、３番のCBが印象に残る。
ヴェルディの方に上手さを感じたのだが、サンパウロは、子供のくせに勝負強いな、という印象で文化の大きさのようなものが垣間見えた。

と途中まで観て、雨が若干強くなったのと寒いのとで、帰ることにする。
中目黒の路地に、若い人がやってるおでんの店を発見。
いろいろ薬味をまぶして食べる串おでんが美味かった。