W杯予選
日本×バハレーン
バハレーンは相変わらず固く守ってカウンター狙い。

といいつつ最終ライン前が空いていて、ここを上手く使いつつメンバー構成的に裏を取りたい日本だが、最終ライン前で時間をかけすぎるし、
でかいセンターバック2名、特にスキンヘッドの3番の好守などあって、チャンスらしいチャンスがなかった前半。
強引なシュートの跳ね返りからのカウンターを恐れたのだろうが、ペナルティエリアの周囲でひたすらショートパスをつなぎ続ける様子は、初期のオシムジャパンや調子が悪いときのオランダを彷彿とさせる。

一方、バハレーンのカウンターは手数が少ない攻めでシンプルだが、中盤を含めた日本の守備がよく集中していて、わりとうまく押さえていた。

そして後半。皮肉にも、中村俊輔のFKは一番頑張っていたバハレーン3番に当たって見事な孤を描いてゴール。
バハレーンの陣形が崩れだしたのを日本が上手く突いて、このあとは日本のペースになったのだが追加点は入らず。

特に前半の攻撃はトホホな感じだったが、前半からリスクを犯してチャレンジしないといけない状況だったかというと、まあそうとも言えないので、不甲斐ないけど仕方ないって感じか。

後半はバハレーンの自滅に近かったので攻撃はあまりほめるところがなかったのだが、果敢に上がる両サイドバックをボランチが上手くカバーしているなど、この試合はボランチの守備がよかったと思う。

まあそんな感じで、とにかく勝って、残り3試合で日本の勝ち点11、3位以下の3チームが勝ち点4で横並び。
3位以下3チームはオーストラリアと日本を含む3チーム(まあバハレーンだけ違うけど)から2勝1分以上しないといけない、と、ほぼ投了に近い状態。

日本は残り3試合で1勝を上げれば当確マーク。(ていうか、油断は禁物だけど、常識的に考えて現時点でもほぼ当確といってよいだろう)
3試合中2つがアウェーだし、もう正直、調子に乗らせない程度の支配率を維持しつつ守備重視でカウンター狙いの試合だけしててもいいんじゃないかって思う。
岡ちゃんそういうの得意そうだし。
レベルアップがどうこうって話もあるけど、ウズベキカタール相手に内容を追求したところで本大会の肥やしにはならないと思う。
(まあ実際、本大会で通用するレベルにないのが悲しいところだが。。。
 このあと観た、リバプールがアストンヴィラをチンチンにやっつけた試合とのスピード、パワーの差と言ったら。。。)

おめでとうございました。

○楢崎、中澤、トゥーリオ:頼もしい空中戦の強さと安定感
○内田:後半、果敢に上がって見せ場(相手がザルではあったが)
○長友:代表で初めて守備の良い長友を観た。しかも再三上がって相手はギブアップ
○長谷部、遠藤:守備で貢献
○中村:前半は冴えなかったが後半復調
△大久保、田中、玉田:難しい状況だったが、チャレンジする姿が見たかったなあ

○橋本:代表でも遠藤との相方としての芽が
▲松井:所属チーム同様調子悪しか
-岡崎:出番短すぎ

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