次のターンは？

2008年12月12日日常

深夜残業。
年内にやらないといけないことがあったが、やっと目処がつく。

定時で帰っていた隣の席のベルギー人が、最近なぜか残業につきあっている。
俺と同じく自発的なものならいいけど、どうなんだろう。（聞いても空気を読んだ発言しかしないだろうから、聞かない。）

日本式成果主義が結局失敗して、成果主義の最たる米国が経済失策して、やっぱり日本式経営がよかったんじゃないの？ってことになっているが、これはダメな方を体験してみないとわからなかったことなので、良い方向に向かうのであれば有益な苦い経験として活きる可能性はある。

で、昔の日本式経営への揺り戻しにあたって重要視されているのが、昇進とか金銭以外のインセンティブで、働く楽しさがどうとか。
とにかく仕事に当事者意識と興味と情熱を持たせたいってことで、昇進とか金銭みたいに単純じゃないので難しそうだけどちゃんと取り組んで欲しいところだ。
（自分のモチベーションは、今はまわりへの恩返しターンだという意識があるからだけだが、いつまで続くかわからない。
　個人的には、結局いい意味での仲間意識が重要なんじゃないかと。仲間のためなら多少の無理もしてやろうという気になるし。人間ですもの。）

というわけで、企業が株主だの配当だので短期視点の活動しかできなかった時代から、企業が本来目指すべきである雇用の確保等々による社会への貢献に移行するのであれば、いいことだと思う。

・おりしもエコとかいって、二酸化炭素排出権がどうだとかおかしなこと言わなければ直接企業の利益にはならないようなことがブーム
・一般論でなく自分の経験と肌感覚として、団塊ジュニアより２－３歳下以降の日本人はギラギラガツガツしてる、ある意味寒い人が少なくて、仲良しマイペースな人が多い印象→親世代の世帯が戦後、総中流の裕福な家庭で育った余裕から来るのか？
・米国発の拝金金融主義はさしあたりターン終了（なくならないだろうが。。）、でもって円高

てなわけで、資源が少ない日本が本気で大人で老成した身の丈運営に走ることができたらいいじゃないかと思う昨今。