無事連覇

ACL決勝第二戦
アデレード・ユナイテッド×ガンバ大阪

さすがに前半からガツガツあたりに来るアデレード。
決勝らしい雰囲気にはなったが、ガンバ中盤のボール回しが見事。
佐々木の思い切ったミドルシュートのこぼれ球、二川のナイススルーパスをそれぞれ反応したルーカスが決め、前半１５分で２－０。
もともと４点取らないといけなかったのに、８点取らないといけなくなったアデレードはやる気の出しようがない状況に追い込まれてしまった。
一応試合を投げずに戦っているようにみえたが、正直モチベーションの維持が難しかっただろう。
というわけで、ナビドキアという好手がいた去年のセパハン×浦和に比べて、なんとも味気ない決勝だった。
やはりクルフチ（なんか名前が変わったみたいだが。。。）が上がってきた方がいろいろ盛り上がったろうなあ。

てな感じで、とりあえず前半だけ観た。
後半、録画はしてあるが、結果は知っているのでもはや義務的な感じでしかないなあ。。。

結局、CWCに開催国枠が導入されて以降Jリーグ勢が連覇しており、開催国枠から開催国チームが出場しないという本末転倒な状態が続いている。
レベルが明らかに劣るオセアニア勢排除の効果はあっただろうが、
CWCで南米欧州勢と戦いたいJリーグのACL王者にとっては、結果論として邪魔な制度以外の何物でもなかった。
（まあ結果論であって、開催国枠の存在がJリーグ勢、特に去年のレッズに安心感を与えたことがACL制覇に助力していた可能性がないともいえない）

開催国枠自体は、存続するならば来年のUAEにてやっと本来の目的が達せられるかもしれない。

来年からACL王者枠がなくなるそうだが、いきなり８強から開始のシードされまくり状態はよくないとしても、グループリーグから出場とか、王者の国の出場枠１つ削るとかでもいいんじゃないの？と思ったり。
欧州と違って、アジアチームは安定感があるわけじゃないのだから。