ACL決勝第一戦
ガンバ大阪×アデレード・ユナイテッド

前半、アウェーの戦い方に徹して、引いて守って体力温存なアデレードを尻目に、中盤や両サイドの動きが活発でリズムを掴んだガンバが当然の攻勢。

最後のところでやらせない、高さのあるアデレードディフェンスは健在で、ガンバを攻め疲れさせれば作戦通りだったのかもしれないが、中途半端なパスを高いところでインターセプトされて速攻からの2失点を前半に食らってしまったのは誤算だったろう。
中盤をつかまえて殺せていれば作戦通りだったかもしれないが、できなかった。特に遠藤をあれだけ活き活きとさせては。。。

ガンバは活発な上下動と攻守の切替が印象的で、それが前半の速攻からの2得点につながった。二川は同じ中盤の明神、橋本、遠藤、佐々木などに比べるとあまり目立ってなかったが、先制点につながる裏へのパスは絶妙。これだけでも居た価値があるというものだ。
両サイドは、やることがよくいえばシンプル、悪く言えば単純な、思い切りよく縦に突破するだけの安田の左に対して、佐々木、加地の右サイドは1テンポ遅いかもという印象もあったが、相手をいなしての突破や中への切れ込み、二人の連携(まあ、ほめるほど凄くはなかったが)なんかはバラエティに富んでいて面白かった。

あと、やはりルーカスがいい。ルーカスがいてこそ中盤が上がれるし、守れるのだ。対して、ロニーはウンコ以下。はよブラジル帰れよ。

後半、これはまずいよということでプレッシャーをきつくしてやる気を出したアデレード。これで試合が拮抗したが、ガンバの守備も集中しており、しかも安田のスライディングボレーで追加点。
アデレードは30分ぐらいでガス欠起こしてしまい、またガンバが押して試合終了。
決勝の試合としては非常に味気なかった。

アデレードは完全に作戦失敗だ。やはり今年のレッズのフィジカル強い版(そして個々のきらめきが無い版)かよ、って感じで。
少なくともレッズ同様、前半点とって守りきる作戦にするべきだった。

本当は終了間際に遠藤のフリーキックも決まっていたのだが、レベルの低いシンガポール審判が取り消し。
他にもいろいろあって、ACLの決勝でこのレベルというのはちょっといただけない。
審判も、決勝ぐらいは出場枠が多く割当されている日本、韓国、オーストラリアなどのアジアとしてはレベルの高い国から出すべきでは。

そんなわけで、ガンバは来週0-4なんてことにならなければACL制覇である。
Jリーグ勢連覇は素晴らしい。
アウェーゴールを1点取れてしまえば、1-5でも勝ちなので、99%決まる。
西野監督のこと、点は取りに行くだろうけど。

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