ジンクス

2008年10月11日日常

ジンクスというのは、大体、できすぎた偶然のようなものが起こると人間の記憶に
残りやすいため、同様の条件での発生率は実はそれほど高くないにも関わらず、記憶に残っているのはそれが起こった場合ばかりであるため、あたかも必ず起こるジンクスであるかのように思えるものである。

だがしかし。
友人のS先生はすさまじく雨男で、
・１泊スキー旅行に行くと、S先生は多忙なため、日帰りで帰るか、あとで合流。S先生がいるときは吹雪、いないときは大体晴れ。（これは、回数が数えるほどしかないので、すごい確率。）
・S先生とゴルフに行くと、雨に降られる確率は３０％以上（これは、たまたま降られた記憶が多いため、ちゃんと調べたらそうでもないかも）
・S先生の結婚式は、宮崎で死人が出た大型台風が日本を直撃し、東京を通過した日。親御さんによると、やはり彼の大事なイベントでは雨が多いそうだ。
・今年はS先生に２－３回しか会っていないが、うち２回、ワイン会のときは豪雨、フットサルに今年初めて来ると言った今朝は、予報では降らないはずなのに、やはり雨。

ジンクスはいつか破られるものだというが、確率論的である雨男、S先生の場合は払拭できそうにないと思う。

さて、今日はS先生やその友人と会ったのであるが、相変わらず出鱈目で面白い中にも、真面目さ、やさしさが感じられる。育ちがよいというか、彼らの特徴である。
自分の類友を定義するならば、狡猾で若干性格が悪い人ということになるので、彼らのような友人がいるのは素直によかったなあと思う。