南アW杯予選
バハレーン×日本

いい入り方をして、序盤は日本押す→中村の縦パス→玉ちゃん倒される→遠藤の猫騙し→中村俊輔ナイスフリーキック!
バハレーン本気出す、日本守勢→なんとか凌いで、最後の5分は日本の時間帯→ラッキーなハンド→遠藤の必殺コロコロPK炸裂

てな感じで、前半は、ミスをせずに慎重に相手の隙を窺う、アウェーでは素晴らしい試合運びだった。
(守勢のときは、中盤の守備が軽く、危なっかしくもあったが)

で、後半。序盤はバハレーンの攻勢を凌ぐ展開だったが、バハレーンが息切れしたところで田中達也が相手DFを退場に追い込んで、完全に日本ペース。シュート以外は見せ場のなかった中村憲剛の追加点で、棚ボタな完勝か?
と思われたその時。足の止まった日本の一瞬のギャップを突いてバハレーン1点目、上がらずずっと守備してたのにストレスでも溜まっていたのか、トゥーリオが自陣ゴールにヘッドを叩き込んで1点差。
突如としてTV的に美味しい展開に持ち込んだお笑い日本代表だったが、なんとか勝ち点3ゲット。
ノルマは引き分け以上なので、まあともかくノルマ以上の結果が出て、突破に向けたシナリオに多少の遊びができた。
(次でウズベキに勝てないと、一気に帳消しではあるが。)

日本の戦争の常套パターンである、先行逃げ切り狙いが見事にはまるかと思ったが、終盤グダグダだったことによって、勝ってかぶとの緒をしめよ、って感じになって、まあそれはそれでよかったのでは。

この試合、相変わらずの中沢はもちろんだけど、前線松井と田中達也の戦う気持ちみたいなものが非常に素晴らしかった。
これで終盤のバラエティー的展開さえなければなあ。。。
彼らの意識がどんどん伝染することを期待。
松井は次出れないけど、日本来ないで次カタール行けばいいので、ちょうどいい休みになるかも。

アウェーでは綺麗に勝つ必要はないので、まあお笑いが必要だったかはおいといて、ひとまずこれでよし。
ただし、次節のホーム、ウズベキ戦は、ある程度相手のやる気を奪う勝ち方をしないといけないはずだ。
完勝のみがノルマ。

△楢崎 守護神だったが、連携ミスはいただけない
◎中沢 最後の砦として躍動
△トゥーリオ 珍しく守備に専念かと思ったが、無理だったのか。。。
△内田 前半よかったけど、サイドバックのスタミナ切れはちょっと困る
△阿部 アウェーの布陣としては計算されていたが、ちょっと精彩を欠いていた印象。コンディション不良?
○長谷部 いつも浮いてる気がしてならないが、とりあえずよく動いていた
○遠藤 ナイスねこだまし、ナイスPK。守備がもっとよかったら完璧。
○中村(俊) 仕事きっちり
○松井 体を投げ出す動きが多くてトップフォームっぽくなかったけど、削り削られで戦いのムードを演出しつつナイスキープ
△玉田 田中に比べると消えていたが、随所でナイス連携
○田中 ドリブルとディフェンスで躍動。あとはゴールだけ

△中村(憲) あまりよくなかったが、結果的にミドルシュートが日本を救った
▲佐藤 スタミナ切れした玉ちゃんの穴埋めでしかなかった
×今野 守備固め要員、ミッション失敗

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