エクステ

2008年9月2日 映画
WOWOWにて。

エクステンションの髪の毛が襲ってくるというホラー映画。
髪の毛の美しさと気持ち悪さの両面を上手く使っており、さらに臓器売買とか子供の虐待なども不快感を演出する要素として取り入れて、陰鬱な雰囲気作りに一役買っている。
薄暗かったり、白い靄がかかったりする映像の微妙な不快感もこれまたよい。

それでもって、大杉漣のキモい演技が秀逸。楽しそう。
なんとなく、チープな感じとかジメジメした悪ふざけな雰囲気などが「発狂する唇」っぽいなあと思った。

というわけで、秀逸なB級ホラーなのである。

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