五輪サッカー
ナイジェリア×日本
手堅く守る戦術につき、格上のナイジェリアをなんとか止めつつ適度にチャンスも見せた前半であったが、結局、4人が絡んだ綺麗な先制点を含む2点を取られ、オフサイドからの豊田の1点を返して、スコア的には無難な、完敗ではないが、とにかく予想通りの敗北。
いろいろ運がよければ勝ってたかもしれないが、それにしては運を呼び込む思い切りが相変わらずなかったのは、ことなかれ指揮官反町のサラリーマン経験ゆえか。

H氏とも話したのだが、サッカーというのは90分頑張るものではなくて、適度な攻守の緩急のリズムをコントロールした方が強いのだが、日本がそれを知るまでの文化的ディスアドバンテージはまだまだあるようだ。

谷口、李の組み合わせはやはり李がいろんなの意味で存在感を消しつつ谷口のポストプレーの1トップ(というかこの試合の谷口はよかった)な感じでよかったと思うが、谷口の前線は最近になっての急造なので熟成がなかったのが痛い。

日本は相変わらず戦術どおりサイドバックのクロス頼りだったが、ナイジェリア左サイドの守備がよくてウッチーを封じられつつも、守備が不安な逆サイド安田が破綻なくそれなりに頑張って、それによって後半ウッチーの見せ場もあったのがよかった。
A代表のサイドバックはウッチーで安泰になるとよいなあ。

普通に考えるとこれで、山本氏同様、反町氏のA代表監督の芽はなくなったので、将来の日本のためにはよかったし、不運にも選ばれなかった槙野、家長、水野、柏木、梅崎の今後のA代表経験に余計な邪魔はなくなったはず。

転職活動に失敗した本田(圭)はどうするんでしょうねえ

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