メッシは来なかった、急に雷雨が来た（QRK）

五輪壮行試合　日本×アルゼンチン
を、現地観戦。
バルサがケチケチしてたせいで結局メッシは来なかった上に、後半から雷雨。。。
現地観戦は全体が俯瞰できて楽しいが、かなりの災難だった。。。

前半、敵陣で落ち着いてまったりとボールを回すアルゼンチンの貫禄といったら。
日本は、じっくり守って、攻撃は徹底してサイドに展開して勝負するというおなじみの形式。
内田と、唯一シュート意識があった本田（圭）（2回りぐらいスケールの小さい中田英寿の風情）の右サイドはよかったが、香川はともかく安田が不安定な左サイドはちと厳しかった。
スタメンは長友で決まりだな。
中央は、トップ下にてスペースを埋めるだけのボランチの動きをする谷口には煌きを期待できない上、ボランチにいる梶山も、上がった時の連携がよくなくていまいち活きず、迫力不足。
（谷口はやはり、サイドからのクロスへの飛び込み要員なのか。。。）
谷口、梶山の縦のポジションチェンジがあれば面白いと思うが、見られず。
というか、豊田、谷口という組み合わせがよろしくないと思う。
どっちか下げて、李、岡崎でサイド攻撃の厚みを増した方がいいと思った。

守備は、前半に関しては、FWのマークを外さず、粘っこく執拗に穴を探すアルゼンチンをよく抑えていた。

が、後半。雨が降る中、急にやる気を出したアルゼンチンの猛攻が始まって試合が面白くなる。
耐えていた日本だったが、素晴らしい縦の連動から最後は個人技で安田が抜かれて失点。
結果的にCBをつり出して、中央で安田との勝負に持っていった形になっているのがなんとも心憎い。

いい得点を観たなあという余韻の中、雨がひどくなってきたので退散。
びしょぬれになりつつ帰り、中目黒の框堂で飯。美味し。
移動中に、試合は結局中止だと知る。

アルゼンチンの、貫禄ある落ち着きと老練さは、さすが優勝候補と思わせるものがある。
マスケラーノ、リケルメが中盤にいるのも大きいが、ともかく完全に試合をコントロールしていた。

というわけで、予想通り何もできなかった日本は、ともかくグループリーグ緒戦の米国戦で先手必勝、真珠湾攻撃だ。うまい事勝てれば、あとは負けなければなんとか2位通過が狙える。