お家芸

2008年6月21日 スポーツ
ユーロ2008
オランダ×ロシア
前半は、両チーム攻めあう好ゲーム。オランダのダブルボランチ好調。

で、後半。オランダは縦への突破を許すようになり、崩されはじめ、アルシャヴィンの左サイドの突破から、先制点。その後も攻められるが、ファンデルサールが立ちはだかってなんとか凌ぐ。

一方のオランダは、ボールが収まるファンニステルローイにはフォローがなく、ファンデルファールトの散々の好FKには味方が触れず、スナイデルも落ち着きがなくもったいないプレーを連発、とそれぞれが孤軍奮闘していた感じで、これまでの一体感がどこへやら。
2006W杯のオランダを彷彿とさせる不出来。
カイト→ファンペルシー(まったくもって枠に飛ばないシュートを撃つだけ)
ブーラルーズ→ハイティンガ(サイド対策だったろうが、奏功せず)
エンヘラール→アフェライ(結果としてこれでバランスが崩れたような)
の交代も流れを変えられず、かろうじて後半終了間際にFKからの得点で1点返すのみ。

中3日のロシアに対して、主力が1週間休んだはずのオランダはどういうわけか延長戦でもやる気を出さず、棒立ち。
延長後半にロシアが2点取って終了。

結局オランダの1点は30分の延命措置になっただけで、結局潔く負けといた方がよかったんじゃないの?というひどい出来。

細かいつなぎと縦への突破で攻めるロシアと、FKだけが命綱のオランダ、という展開は、ポルトガル×ドイツにかなり似てたのだが、オランダとドイツの違いは決定力であった。

というわけで、今回はグループリーグでのスケール感からかなりいいとこ行くんじゃないかと思っていたオランダのユーロ、相手が強かったとはいえ、今回もあっさり終了。

さてロシア、中盤のつなぎ、縦への突破、と小気味良い攻撃的サッカーを確立し、攻撃の核のアルシャヴィンは株を上げまくりである。

グループCDの方は、楽しみな試合が多くてよいね。

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