まなま

W杯3次予選
バーレーン×日本

とりあえず前半を観た。

最初の10分の入り方はよかったんだけど、中盤でハードに当たって来るのに慌ててボールが落ち着かなくなった。
オマケに、相手のディフェンダーがでかくて手足がながい（いわゆるアフリカ的）ので前線で起点は作れないし、そもそも前にいいボールが入らない。
バーレーン選手も別に大したことないので、要するにバーレーンの作戦勝ちである。
守備も後手後手に対応している感じで、なんだかジーコジャパン時代を見ているようだった。

相手ペースに巻き込まれたときはリズムを変えたりできるキープレイヤーが必要で、あのメンバーだと阿部、中村憲剛、山瀬あたりがやらないといけないが、できなかった。

後半遠藤が入ってちょっとはマシになったということなので、残りの感想は後半を観てから。

で、後半。
3人の交代選手が入ってもなにもかわらず、ていうかあそこまでフィジカルがひどいと厳しい。
結局遠藤もゲームをコントロールできるレベルに無く、今のJリーグでいうと小笠原（。。。）ぐらいしか適役がいない感じ。
調整不足で済めばいいけどなー、、、というしょうもない試合。

一方のバーレーンも、そんな日本を圧倒的に押し込むこともできないしょぼいプレーで、結局、
松木応援団長「今のはハンドだろ！今のはハンドだろ！」
浜田「なんで二回いうねん」
（「ハンドだろ！その前にハンドだろ！その前にハンドだろ！」が正しい。しかも3回言ってるのか。。。）
という名ゼリフを引き出すラッキーな誤審→川口の集中力不足→こぼれだま
というしょうもないゴールが唯一の得点。

アジアのレベルは低いなあ、ということで終了。

Jリーグ、鹿島以外の強豪チームがことごとくコケており、代表にもその影響が出ている感じ。
なんだか怪我人も多いし、どうなってるんでしょう。

海外勢の主力が呼べない、というのは日本に限った話ではなく、むしろJリーグよりはレベルの高いリーグでレギュラーがいるというのはいいこと。
日韓W杯の頃から国内リーグのベストメンバー＝ベストな日本代表
という時代は終わっていて、それはいいことだし次のステップに行かなきゃいけないのだけど、ジーコのやりかたはダメだったしオシムのやり方は成果が出るまで時間がかかるし、オシム後のスタッフのマネジメント能力が問われる。
とりあえず今までの代表常連の所属チームおよび本人の調子が悪すぎる件についてどう対処するでしょう。

ポジティヴシンキングでいくと、まあ普通に考えれば3次予選は突破できるのでこのへんのどうでもいい段階で膿が出るのはいいことという考え方もあるのでは。
化膿しちゃったら大変ですが。