ISBN:4769824939 文庫 中村 秀樹 光人社 2006/05 ¥760

元自衛隊の人が書いた、潜水艦の用兵に関する本。
まず概論、続いて、太平洋戦争における日米の潜水艦の戦法について、豊富な事例から検証する。
最後に、自衛隊の現状に対する愚痴のような章が。

近代海軍において潜水艦は主力級の重要な位置を占めるが、そういう位置付けでの実戦は史上いまだ発生していない。
(WW2では補助戦力としての通商破壊戦が中心だった)
列強の研究も、実は的を得ていない可能性は、非常に小さいながらもなきにしもあらず。
そういった意味で、未知数の戦力なわけで非常に興味深いロマンの世界だ。

この本は、自衛隊の資料室にあったのか、日米の資料については詳しいが、Uボートについてあまり書いてない。
まあ、必要なら他の本読めってことか。

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