同時上映の方が目当てだったので、全くノーマークで存在すら知らなかったこの映画。
Webによると、ジャック・フィニーの「盗まれた街」という1955年の小説が原作だそうで、映画化は4回目らしい。
Webでの評判はよろしくないようだが、まったく期待してなかったためか、とても面白かった。
早々に、これってゾンビ映画じゃん、と気付いたところがよかったのか？
いわゆるSFゾンビ映画の類なんだけど、エイリアンに乗っ取られた方が争いがなくなって世界が平和になるってところが面白い。
俺だったら、めんどくさいから乗っ取られちゃえ、ってなってしまうかも。
それでも人間は自由意志の方を選ぶというところがアメリカ的。旧社会主義国が作ったらどういう解釈になるか、非常に興味深いところだ。
（読んでないけど原作は冷戦中に書かれてるから、実はテーマがそのへん？）
主演の二コール・キッドマン、顔がかなり人工的な美しさになってきたのと、とにかく姿勢とスタイル（スタイルも人造？）がよろしくて浮世離れしたゴージャスな感じで、こんな人がゾンビ映画出ているところもいとおかし。
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