ISBN:4103096225 単行本 塩野 七生 新潮社 2004/12/22 ¥2,730

ローマ人の物語を借りていた先輩と久々に連絡を取ったので、残りを借りる。
(調べたら、12巻読んだのはほぼ4年前だ。。)
12巻が軍人皇帝時代の話で、この巻は、軍人皇帝であることに変わりはないけど、いわゆる元首制から専制君主制に移行し一時的に勢力を回復した、ディオクレティアヌス、コンスタンティヌスの時代の話。

結果論ではあるが、情勢の変容に対して様々な対策を行った結果、社会も非可逆的に、悪い方に変化してしまって崩壊につながってしまったというのが大体の趣旨。
様々な対策に関しても、トップに立った個人の力量によって奏功するものであり、人が変わっても維持できるようなものではなかったというお話。

日常での決まりごとに変化を取り入れるかどうかに関して、非可逆的なデメリットがないかどうかの検証は大事であるという教訓が読み取れた。
(かといって、慎重になりすぎるのはよくないが。)

すごく身近なところだと、文字通り参加メンバーが大きく変わってきたフットサルチームに活気を取り戻すのにどうすべきか非常に悩みどころだったりするのだが、さてどうしたものか。

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