四面楚歌

2007年11月3日スポーツ

ナビスコカップ決勝戦、川崎フロンターレ×ガンバ大阪。

ACLですっかり気に入ってしまったフロンターレの初タイトルを願っていたが、残念な結果に。。。
レッズ、日本代表を除くと、観に行ったクラブチームのホーム側が負ける確率高しの法則が発動してしまったかも。。。

さて内容は、お互いの攻撃力を警戒してかラインが高くて中盤が狭く、お互いにロングボールでラインを下げさせようとするのだがどっちもひかない。前半の半ばまで、展開的には単調ではあったが、川崎右サイドの森と、ガンバ左SBの安田の、お互い必ず仕掛けあう名勝負が白眉。
前半途中からはガンバが中盤で回し始めて、ガンバペースになって終了。
後半もガンバペース。取られたのは1点だけだが、結構決定的ピンチが何度か。川崎は流れを変えられる交代選手がいなかったのが痛かったか。得点後終了までのガンバのディフェンスが集中していて隙が無かったのがさすが。
川崎は初タイトルを意識したのかあまり出来がよくなかったと思う。中村憲剛も、よかったけどもっとやれたはず。
伊藤、寺田、箕輪はよかった。
マギヌンや村上の不在が大きかったのかなあ。
というかまだタイトルが早かったということか。
もっと修羅場をくぐって、たくましくなって欲しい。

ガンバは加地の消極性が気になった。遠藤も、序盤に素晴らしいパスをみせたが、ゴール前の決定機でもたつくなどJリーグレベルを露呈していた。PKだけはワールドクラスなのになあ。
安田と守備組織は素晴らしかった。

とりあえず、チケットがアウェー側自由席ということでガンバサポーターの真っ只中で観戦するはめになり、これがまさに四面楚歌か。。。と思った。